来週の主な行事予定をお知らせします。
【来週の主な行事予定等】
4日(月) ○前期生徒会役員選挙 選挙運動開始 8日(金)まで 登校時
○1・2年歌声週間 21日(木)まで
6日(水) ○「がん教育」授業 6校時 2年7組
・文部科学省教科調査官や大学教授、県教育委員会保健体育課の指導主事等が来校され、「がん教育」のモデル授業を行います。
○前期生徒会役員選挙 立会演説会リハーサル 15:10~ PC室
○教職員定時退勤日(部活動なし)
7日(木) ○2年 県学力診断調査(国・社・理)
○進路指導委員会 午後
・3年部の教員を中心に進路指導委員会を開催するため、3年生は給食後下校(13:05頃)となります。
8日(金) ○2年 県学力診断調査(数・英・質問紙調査)
○前期生徒会役員選挙 立会演説会(TV放送) 6校時
○スクールカウンセラー来校日 13:00~17:00
9日(土) ○PTA部会・監査 午前 校長室・図書館等で
以上です。
〈今朝7:00過ぎの様子:朝トレの元気な掛け声とあいさつ運動で、早朝から学校が活気に満ち溢れています!〉
11月24日(金)5校時、松山南消防署の森田様を講師にお迎えし、「いのちの教育」の講演を行いました。豪雨災害や土砂災害、また、地震の怖さについて改めて知り、命を守るためにはどのような対策・行動をすればよいかを考えることができました。
以下、一部生徒の感想の紹介です。
森田様をはじめ、松山南消防署のみなさま、本日はご講演ありがとうございました。
生徒の皆さん、今日学んだことをこれからの生活に生かしていこうね!
早いものです。来週は11月最終週となります。
さて、来週の主な行事予定をお知らせします。
【来週の主な行事予定等】
27日(月) ○PTA学級 10:00~12:00 図書館で
27日(月)~30日(木) ○ボランティア清掃
29日(水) ○市中学駅伝競走大会壮行会 昼食時 テレビ放送
・併せて、市駅伝参加選手の内科検診を放課後に保健室で行います。選手の皆さんは必要な準備を。
30日(木) ○3年租税教室 午後
○選挙管理委員会 放課後
12月
1日(金) ○人権・同和教育参観日 13:30~15:40
・第5校時(13:30~14:20)は、各学級での参観授業です。
・その後、14:40~15:40は講演会を体育館で行います。講師は、元バスケットボール日本代表 大野 加壽子 様 演題は「奈落(ならく)に隠れた金メダル」と題してご講演いただきます。
○スクールカウンセラー来校日 13:00~17:00
2日(土) ○市駅伝競走大会 ニンジニアスタジアム及びその周辺の走路
・女子は9:30スタート、男子は10:20スタートです。
以上です。
本日午後、東温市の川内中学校で松山南地区の少年非行防止主張大会が開催され、9つの中学校の代表生徒による発表がありました。
久米中からは、3年 日浅さんが「非行の抑止力とは」と題して発表しました。発表内容は以下のとおりです。
「非行の防止力とは」 久米中学校3年 日浅 瀬良
皆さんは、青少年が「非行」に走る最大の理由は何だと思いますか?非行に関する情報に流されるまま興味本位で非行に走る、と考える人もいれば、人間関係がうまく築けなかったのではないかと考える人もいるでしょう。様々な問題が非行の理由だと考えていた私がこの夏出会ったのは、「暗闇の非行少年たち」という一冊の本でした。
この本は、少年院を退院した3人の少年少女がやがて社会に出て更生していくまでを描いた実話です。実際に起こったことや起こり得ることが描かれているため、とてもリアリティがあります。まず、一人目の少女は、母親が震災で亡くなりそのショックのあまり父親が自殺を図ります。独り残された彼女は叔父夫婦に引き取られますが、なじめず、やがて高校進学後に学力不振となり深夜徘徊する仲間と非行を繰り返すようになります。二人目の少年は、学級で目立たない存在でしたが将来の夢を共有できる友人と出会います。そして、その友人が非行に手を染めるようになっても一緒にいたかったため、共に無免許運転をし不慮の事故に巻き込まれ、その事故のせいで友人は亡くなります。三人目は、いじめの被害者であった少女の話です。中学校時代にSNSによるいじめに遭った彼女は、日を追う毎にエスカレートするいじめに耐え切れず学校内で加害者を殺害してしまうのです。
ここで私は、これまでの自分と、これら非行に走った少年たちとの根本的な相違点は何なのかを考えてみました。まず、私には自分のことを思ってくれている家族がいます。相談乗ってくれる母や自分が頑張っていることをサポートしてくれる父、つまずいたときにアドバイスしてくれたり趣味を共有できたりする姉の存在があります。そのような温かい家族との関わり合いが、これまで私を非行から遠ざけてくれた一番の理由だと思います。また学校では、相談に乗ってくれる友人や私を熱心に指導してくださる先生方の存在のおかげで、学校生活での日々が充実していたことも大きな理由です。これらのことから私は、青少年の非行を防ぐには何よりも周囲の大人の人が最も関係していると気付きました。家族関係はもちろん友人関係でも学校生活でも、私の周りにはいつも大人の人の存在があります。
世の中には夫婦の仲がうまくいかず、両親が離婚する家庭や経済的に苦しくなり子供を育てられなくなる家庭など、様々な事情を抱えた家庭があります。私は、それが決して悪いことだとは思いません。しかし、それが子供にどのような影響を与えるものであるかということを忘れないでほしいです。親たちの不仲というものはその子供たちに多大な影響を与えます。子供を育てるということはそれなりに覚悟が必要です。子供に辛い思いを味わわせるような環境を親が作り出してはいけないと痛感しています。
私は今の自分の家庭に満足しています。もちろんああだったら、こうだったらという欲求は、人間ですから多少なりともあります。どの家庭にも、当然不満はあると思います。でも、不満よりも幸福の方がはるかに大きいから、子供たちが非行に走ることが抑制されているのだと思います。
私が今、最も訴えたいのは、親が自分の子供をどれほど大切でどれほどかけがえのない存在だと思っているかということを、子供に向けてしっかりと態度で示してほしいということです。子供にとって親は生活する上で絶対的な存在です。そして、子供が幸せな生活を送るためには親子の関わり合いが必要不可欠です。たとえ、学校に自分の居場所がないときでも、家に自分の居場所があれば子供は生きる力を回復できます。そして、しっかりと明日への一歩を踏み出せるのです。そしてもう一つ。家庭で十分な親の愛情を受けることのできない子供たちがいることも併せて心に留めておいてほしいです。そのような子供たちには、家庭で行き届かない分地域の大人の人が温かく見守っていってほしいです。私は今年で15歳ですが、見た目と違い中身はまだまだ子供です。そんな私のような子供たちには、いくつもの見えない危険な「社会の落とし穴」が用意されていると言っても過言ではないと思います。そんな私たちをしっかりと見届けて、守り抜く義務が地域の大人の人にはあるのでないでしょうか。非行の芽は、家庭と地域での親や大人たちがしっかりと子供たちに目を向けることで、かなり摘み取ることができると私は信じています。
少年の非行の抑止力、それは他ならぬ子供を取り巻く大人たちの力が大きく関わっています。まずは家庭から。子供と真剣に向き合ってみてください。そして地域から。子供たちに温かい目を向けてどんどん声掛けをお願いします。世の中は、次の世代、次の世代へと引き継がれていきます。今、大人の人がしていることはやがて私たちの代に引き継がれます。そのとき私たちの未来の世界が青少年の非行問題のない、今よりももっと明るいものになることを、私は強く願っています。
「子供を育てる大人の責務」を痛感させられる内容でした。 会場では聴いている周りをも魅了する堂々とした発表でした。
日浅さん、この度の受賞おめでとう。また、見事な発表だったよ。本当によく頑張りました!
次のようなメッセージが久米中学校にメールで届きました。
〈メッセージ文〉
突然のメールで失礼いたします。
去る10月28日より開催されました「ねんりんピック 愛顔のえひめ2023」に参加させていただいた際、弓道会場に久米中学校の生徒の皆さまが作成していただいた、相模原市への応援幕がありましたので、感謝の気持ちをお伝えしたく、ご連絡させていただきました。
会場では私たちの弓と共に幕を飾らせていただき、皆さまと共に試合に臨み、相模原市に戻った後は弓道場に飾らせていただいています。愛媛県に到着してから県民の皆さまに温かく迎えていただいた上に、このような応援までしていただき、良い思い出をたくさん持ち帰ることができました。
生徒の皆さまに弓道にも興味を持っていただけたら幸いです。
5日間お世話になりました。ありがとうございました。
↑ ↑ ↑
このメッセージは、相模原市弓道協会の事務局長さんから久米中の皆さん宛てに届いたものです。とても心温まるうれしいメッセージだね。 私の方からもすぐに、事務局長さんにお礼のお電話をさせていただきました。
応援幕は、本校美術部の3年生が中心となって作成したものです。心を込めて作ったものが人の心に伝わるとき… ほんわかした気持ちになれるね!
※写真は、相模原市弓道協会の会長さん、事務局長さんの承諾を得て掲載せさせていただいています。
相模原市弓道協会の皆さまの今後のますますのご活躍を願っております。心温まるメッセージをありがとうございました。