久米舞

 「久米舞」は、古事記の建国神話にもある神武天皇の戦勝祝として、久米部が歌った「久米歌」
に舞をつけたものです。この「久米舞」は、我が国最古の舞と言われ、天皇の即位など今でも
荘厳な調べにのり、厳(おごそ)かに舞われる神秘的な舞で、久米がその発祥の地とも言われています。

 そうした伝統芸能を引き継ごうと、本校の有志が地域の大人の練習会に参加して覚え、夏祭りで
披露することになりました。  

  

 令和元年7月30日付 愛媛新聞 朝刊8面(掲載許可番号:d20190902-001)

 

 令和の大嘗祭(だいじょうさい)の大饗の儀(だいきょうのぎ)が令和元年11月16日に行われましたが、翌日の新聞には「特設の舞台では、日本古来の歌舞『久米舞』などが披露された。」という記事が紹介されました。そこで、その新聞記事を教室掲示して全校生徒に紹介することで、改めて久米の地が由緒ある伝統を継承している地であることを再認識することができました。