６校時に、「人権問題について考えよう」と題して人権学習を行いました。まず、「人権とは何か」、「人権課題にはどのようなものがあるか」について理解しました。また、「なぜ人は差別するのか」、その原因を人間の心理や社会の様子から考えるとともに、東日本大震災の避難者やハンセン病患者・回復者に対する差別、昨今の新型コロナウイルス感染症に関する差別など、差別が繰り返される現実があり、継続して学習し、人権意識を磨き続けなければならないことを知りました。さらに、松山市の意識調査から、同和問題の差別の実態も知り、思いをめぐらせる力を高め、つながることで「共生」（共に生きていく）が生まれることを確認しました。真剣に考えたり、自分の考えを積極的に発表したりして、人権感覚を磨こうとする姿勢が見られました

最後に、「人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。」「愛の反対は、憎しみではなく、無関心である。」というマザー・テレサの言葉と、「差別をするのは人間、でもなくす努力をするのもまた人間、差別は必ずなくせるもの」という差別解消に向けて進んで取り組む言葉で学習を終えました。