ブログ

ステキな作文➉

2024年3月4日 10時00分

毎月初旬、久米公民館から「ふれあいTOWN久米」が発行されています。その裏面には中学生の投稿欄があり、3月号では「少年の日記念集会を終えて」と題した2年生 田中 未来音さんの作文が掲載されています。ご紹介します。(本文及び写真のHP掲載に当たっては、本人等の承諾を得ていることを申し添えます)

「少年の日記念集会を終えて」    2年5組 田中 未来音 

私は今回、少年の日記念集会実行委員となり、司会を担当させていただきました。大勢の前で話すということが、私にとって初めての経験となりました。良い集会にするために、他クラスの実行委員の人たちや先生方と協力し合い、短い時間でしたが準備や誓いの言葉の練習を行ってきました。本番では、緊張してセリフを少し噛んでしまったり、シナリオ通りにならなかったり、アドリブが入ったりして、進行が少し詰まってしまった部分もありましたが、周りの先生方がサポートしてくださったおかげで無事に終えることができました。

今回私が進行や準備を行う立場になって、陰ながら誰かが支えてくださっているから集会が成り立つんだと実感しました。会場を華やかにするために書道や絵を飾ってくれたり、会場が綺麗になるように掃除をしてくれたり、文集をまとめてくれたり、会場の模様替えを行ってくれたから集会ができたんだと思いました。少年の日を良い集会にしようとしてくれた係の人たち、短い時間だったけれども、起立・礼の仕方や誓いの言葉など細かいところまでご指導してくださった先生方に本当に感謝しています。

一方で、この14年間を振り返った時、一番近くで私を支えてくれた家族の存在に改めて気付くことができました。「ありがとう」という気持ちを伝えたいと思います。

少年の日を迎えた私は、これらのことを踏まえ、全てのことが当たり前だと思わずに、常に感謝の気持ちを忘れることなく、責任ある行動をとって過ごしていきたいと思います。そして、社会の一員になることを実感し、これまで以上に勉強に励んで自分の思い描いた未来へ進んでいけるよう努力したいと思います。

DSC08659  DSC08771  DSCN0897    

全体の前で司会をするという初めての経験、陰で支えてくれている人たちの存在、そして、家族への「ありがとう」という思いと周りへの感謝の気持ちを忘れることなく未来へ進んでいこう、という強い決意が綴られた作文です。 田中さんが勇気をもって一歩前へとチャレンジしたことで、視野が広がり、見える景色が変わった瞬間だったのではと感じました。 田中さん、ステキな作文をありがとう!

どの学年も、あと1か月後には進級・進学ですね。前へ前へとチャレンジしながら、さらにレベル高く突き進んでもらいたいと願っています。