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素敵な作文⑨

2024年2月6日 10時30分

現在10:30。今、3年生は各私立高校で一生懸命に入試問題にアタックしている頃かな…

さて、久米公民館発行の「ふれあいTOWN久米2月号」が発行されました。そこには、「卒業にむけて」と題した本校3年生 前生徒会長の川崎  湊太くんの作文が掲載されています。

作文では、すぐそこに卒業が迫っていること、卒業までに乗り越えなければならない高校入試という壁があること、そして、卒業を迎えるにあたっての思いなどが綴られています。(本文及び写真のHP掲載に当たっては、本人等の承諾を得ていることを申し添えます)

     「卒業にむけて」   久米中3年 川崎 湊太

三年前の4月9日、清々しい青空の下、僕たち3年生は久米中学校に入学しました。あっという間に三年間は過ぎ、すぐそこに卒業が迫っています。

しかし、卒業までに乗り越えなければならない高校入試という壁があります。私立、県立、国立、推薦入学や一般入試など人によって違いますが、各々が自分の進路について考え、将来と向き合う、そんな時期になりました。僕は校長先生のお話にあった「受験は団体戦」という言葉が今も心に残っています。先輩方が各高校で活躍されているからこそ僕たちも進学することができます。支えてくれる方々がいるからこそ勉強できます。そして、一緒に競い合う仲間たちがいるからこそ努力できます。決して一人で闘うわけではないということに気付かされた言葉です。もちろん勉強が嫌になることもあれば、思うような結果が出せず不安になることもありました。入試本番も必ず緊張します。そんなときはこれまで積み重ねてきた自分の力を信じて、全力で挑みたいです。

三年間を振り返ると、友達と意見のすれ違いがあったこと、部活動で結果を残せなかったこと、テストで良い点数を取れなかったこと、全てが糧であり、全てが成長への道標でした。失敗や挫折すらも今では味方になってくれています。卒業式では、僕たちを成長させてくれた久米中学校と支えてくださった多くの方々に心の底から感謝できるよう、今は努力を惜しまずにたくさんのことと向き合っていきます。

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何ともステキな作文ですね。 特に「三年間を振り返ると、…全てが糧であり、全てが成長への道標(みちしるべ)でした。失敗や挫折すらも今では味方になってくれています。」 この言葉、『うんうん』とうなずきながら読ませてもらいました。 経験する全てのものが成長の糧へと直結する濃い時期なのだろうね、中学校の三年間とは…。

今週の入試を乗り越え、そして、さらにもうひと踏ん張りして、晴れやかな気持ちで卒業式が迎えられること、心から願っているね!