素敵な作文⑦
2023年12月5日 10時00分久米公民館発行の「ふれあいTOWN久米12月号」に、「文化発表会を終えて」と題した本校3年生 今井 希美さんの作文が掲載されました。
体育大会に続き、君たち自身の手で成し遂げた文化発表会。あの文化発表会からはや1か月も経つんだね。楽しかった文化発表会を懐かしく思い出しながら作文を読んでみてくださいね。(本文及び写真のHP掲載に当たっては、本人等の承諾を得ていることを申し添えます)
文化発表会を終えて 久米中3年 今井 希美
11月3日に久米中学校文化発表会が行われ、私は合唱部として「Chess Bord」を歌いました。この曲は今年のNHK全国学校音楽コンクールの課題曲として、合唱部全員で取り組んできたものです。夏休みは毎日3時間ほど一生懸命練習しました。本番では久しぶりの舞台で緊張しましたが、楽しく心を込めて歌うことができました。
私は合唱部に所属して良かったことが二つあります。一つ目は、歌がもっと好きになれたことです。私は音楽が好きで、母が「やかましい」と叫ぶほど、いつも歌を歌っています。合唱部に所属してからは合唱曲の練習をすることが多くなりました。顧問や外部講師の先生のおかげで、「歌う」ことがさらに楽しくなりました。二つ目は、自分が成長できたことです。私は友達と話すことが苦手でした。そんな自分自身が正直好きではなかったです。しかし、合唱部の仲間の優しい声掛けやサポートのおかげで、心の底から笑って話せる今の自分がいます。
この文化発表会を通して、合唱部の仲間や生徒会役員、先生やPTAの方々など、たくさんの人に支えられていることを実感しました。文化発表会後にPTA役員の方々がキッチンカーを呼んでくださり、楽しい時間を過ごすことができました。あっという間の文化発表会でしたが、笑顔のあふれる最高の思い出になりました。「陰で誰かが支えてくれている」ことを忘れず、残りの中学校生活を楽しく過ごしていきたいと思います。
今井さんの作文からは、合唱部の仲間や顧問の先生方のおかげで「歌う」ことがとっても好きになれたこと、そして何よりも自分が成長できたこと、また、「陰で支えてくれる」方々への感謝の想いが綴られています。先日の人権・同和教育参観日の講演会 大野先生のお話にも通ずるところがあるね! 今井さん、ステキな作文をありがとう。