素敵な作文⑥
2023年11月10日 10時00分久米公民館発行の「ふれあいTOWN久米11月号」に、「体育大会を終えて」と題した本校3年生 佐伯 煌平くんの作文が掲載されました。約200人をまとめあげたブロックリーダーだからこそ分かる「リーダーの大変さ」、活動の過程を経て得られた「喜び」や「成就感」などが綴られています。
3年生のリーダーたちを中心に君たちの手でやってのけたあの体育大会、懐かしく思い出しながら作文を読んでみてくださいね。(本文及び写真のHP掲載に当たっては、本人等の承諾を得ていることを申し添えます)
「体育大会を終えて」 久米中3年 佐伯 煌平
9月30日、第77回久米中学校体育大会が行われ、私は紅炎ブロック、応援団長を務めました。
夏休みのリーダー研修会以降、3年生のリーダーを中心に練習計画や応援内容などを考えてきました。実際にブロック活動や応援練習が始まると、予定どおりに進まないことの連続でした。簡単だと思っていた指示がうまく伝わらないなど、200人以上の集団を動かすことの大変さを実感しました。しかし、集団の前に立って声を張り、汗を流しながら活動すると、ブロックの皆も真剣に取り組んでくれました。今回の経験を通して事前準備、指示の明確さ、リーダーの情熱、臨機応変な対応など、様々なことを学ぶことができました。
体育大会当日、開会前に運動場の中心で行ったリーダーたちの円陣と声出しに対して、全校生徒が拍手で応えてくれたことで、久米中が一つになったと感じました。何よりうれしかったのは、皆が笑顔で競技や応援を楽しんでいたことです。私は応援団長として緊張していましたが、皆の姿を見て「最高の仲間と、この瞬間を最高に楽しもう」と思い、全力で楽しみました。他のどのブロックも全力で素晴らしい応援や競技でした。
結果は悔しかったけれど、全力を出し切ったと胸を張って言えます。競い合ったブロックに称賛を送り、支えてくださった先生方や保護者の方々、紅炎の皆、そして6人のリーダー、関わった全ての人に感謝しています。久米中のこのよき伝統を次の後輩たちがさらに発展させてくれると信じています。
佐伯くん、素敵な作文をありがとう。体育大会でリーダーを張った経験は、これから先様々な場面で生きてくるはず! そして、佐伯くんが言うとおり、後輩たちがこの久米中のよき伝統をさらにさらに発展させていってくれるものと、私も信じています。