素敵な作文⑦
2024年10月3日 14時00分毎月発行されている久米地区情報誌「ふれあいTOWN久米」10月号が今月も配布されました。今回、2年生 白石 葵衣さんの「職場体験学習を終えて」と題した作文が掲載されています。(本文及び写真のHP掲載に当たっては、本人等の承諾を得ていることを申し添えます)
職場体験学習を終えて 久米中2年 白石 葵衣
先日、職場体験学習を無事に終えることができました。私がお世話になったのは保育園です。当日の朝はとても緊張していましたが、保育園の先生方は優しく迎えてくれました。
担当したのは1歳、2歳、5歳のクラスです。着替えの手伝いや給食の準備、寝かしつけ、おむつ替えをしました。どのクラスの子供たちもたくさんお話をしてくれたり、膝に乗ってきてくれたり、人懐っこくてかわいかったです。一方、先生方の大変さもすぐに実感することができました。特に安全面や体調管理に気を配っていました。主に、給食時の喉詰まりや運動会練習時の水分補給です。自分の気持ちを言葉にできない子もいるので、注意深く一人一人を見守る必要があります。そして、子供の気持ちを尊重し、常に笑顔で接していたのが印象的でした。保育士は大変ですが、子供の成長を近くで感じることができ魅力的でやりがいのある職業だと思います。
この職場体験学習を通して、学校や家庭ではできない多くのことを経験しました。私が一番大切だと思ったことは、自分で考えて積極的に行動することです。また、相手と笑顔で接したり、気持ちの良い挨拶をしたりすることも改めて大切だと思いました。これらのことを学校生活や社会に出たときにも心掛けていきたいです。笑顔を忘れず、元気に楽しく職場体験ができたのも、そばで支えてくださった保育園の先生方のおかげです。お忙しい中、職場体験を受け入れてくださりありがとうございました。
実は、白石さんですが、同情報誌8月号においても「職場体験に向けて」と題した作文を掲載(※https://kume-j.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/1/4/3974#frame-4)しています。職場体験学習前と実施後の白石さんの思いを見比べながら読んでみるといいかもしれませんね。
2年生の皆さんにとって貴重な体験となった職場体験学習。あの時の新鮮でやる気に満ちた姿を思い出しながら、これからの様々な活動にも前向きに取り組んでいってくださいね。白石さん、今回もステキな作文をありがとう。