素敵な作文③
2024年6月5日 10時00分久米公民館から「ふれあいTOWN久米」6月号が発行されました。今回の中学生の投稿欄には、2年生 髙橋 このみさんの「2年生になって」と題した作文が掲載されています。ぜひ読んでみてください。特に、同学年の2年生諸君にとっては必見です!(本文及び写真のHP掲載に当たっては、本人等の承諾を得ていることを申し添えます)
「2年生になって」 久米中2年 高橋 このみ
私は環境の変化が苦手で、新学期は毎年緊張し、クラスに馴染めるか心配です。今年は友達作りのきっかけとして、学級委員長に立候補しました。運良く学級委員長になれたのですが、まだ直接話すことのできていない人もいるので、これから関わる機会を増やしていきたいです。年度始めに担任の先生に「何度やっても上手くいかないときはどうしていますか」と質問しました。先生は「上手くいくための方法をひたすら追求する」と答えてくださり、すごく心に刺さりました。勉強や部活動において不器用な私は、今まで苦労することもありましたが、少しずつ手応えや自分の成長を感じることができています。今年はさらに試行錯誤しながら自分の可能性を伸ばしていきたいです。
中堅学年の2年生。先輩になったと実感をしたのは、所属するソフトテニス部に後輩が27人入部してきたときです。昨年は先輩に憧れ、追いかける立場でしたが、今年は後輩から見られ、追いかけられる立場になり、嬉しさ半分、焦り半分です。先日の練習試合では、「後輩に抜かれるぞ」と顧問の先生に叱咤激励されました。自身の技術を高める練習に励むことはもちろんのこと、先輩から学んできたこともしっかり後輩に繋いでいきたいです。自分から後輩に挨拶やコミュニケーションをとり、私のように新年度に緊張している後輩が学校や部活動に慣れるきっかけを作っていきたいです。しかし、先輩と比べるとまだまだ未熟な私です。引き続き、先輩から学ぶ姿勢を忘れずに吸収し、自分もそこへ近づけるように「ひたすら追求する」を目標に歩み続けていきたいと思います。
不安な新学期を迎えた中で、学級委員長に立候補したチャレンジ精神は立派なもの。また、部活動においての「中堅学年」としての揺れる思い、2年生であれば誰もが感じていることでしょうか…。 最後の一文「先輩から学ぶ姿勢を忘れずに吸収し、自分もそこへ近づけるように『ひたすら追求する』を目標に歩み続けていきたいと思います。」見事な決意で作文が締めくくられています。 皆さんも、ぜひ謙虚さと吸収力を併せ持ちながら、「ひたすら追求する」姿勢で様々な物事に取り組んでいけるといいね! 高橋さん、今回の素敵な作文をありがとう。